小倉競馬場で予想の勝率が大きくブレる最大の要因は、「2コーナーにある最高地点(高低差約3m)からの下り坂」と「平坦で短い直線(芝293m・ダート291m)」にあります。向正面にかけて下り坂が続くため、前半からペースが緩みにくく、息の入らないハイペースの消耗戦に突入しやすい構造です。
さらに、3〜4コーナーには外へ膨らみにくく設計された「スパイラルカーブ」が導入されています。これによりコーナーリング性能の高い馬がスピードを落とさず内を立ち回れるため、他場のように「直線だけで大外一気」という追い込みは極めて決まりにくい傾向にあります。
小倉の芝コースは野芝100%(夏開催)または洋芝オーバーシード(冬開催)で行われます。特に夏開催開幕直後の野芝は超高速馬場と化し、日本レコードが頻発するスピード競馬となる一方、開催後半や冬場は一転してタフな消耗戦へと変貌します。この開催時期による馬場コンディションの極端な二面性を把握することが、勝率を劇的に引き上げる第1歩です。