石川さゆり『天城越え』情念の深層と誕生秘話|昭和の名曲解体新書

石川さゆり『天城越え』情念の深層と誕生秘話|昭和の名曲解体新書

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Q1:『天城越え』の舞台となった静岡県伊豆の「寒天橋」は実際に行けますか?
A1:実在します。静岡県伊豆市湯ヶ島にあり、狩野川の支流にかかる橋です。かつて天草から寒天を製造する作業場があったことから名付けられました。現在は観光スポットとして整備されていますが、歌詞通りの深い渓谷と苔むした自然が残る趣深い場所です。

Q2:なぜ石川さゆりは紅白歌合戦で『津軽海峡・冬景色』と『天城越え』ばかり歌うのですか?
A2:NHK側からの強い要請と、視聴者が求める「日本の年末の風物詩」としての定着が最大の要因です。本人も過去のインタビューで新しい挑戦を披露したい葛藤を明かしたことがありますが、現在では「この2曲を完璧な精度で歌い継ぎ、毎年異なる演出や解釈で届けることこそが自らの使命」と捉え、ライフワークとして昇華させています。

Q3:海外のメタルファンやギタリストの間で評価されている理由は何ですか?
A3:楽曲自体のドラマチックな起伏、変拍子を思わせるリフ展開、そして何よりサビに向かって感情が一気にスパークする構造が、シンフォニック・メタルやプログレッシブ・ロックと極めて親和性が高いためです。マーティ・フリードマン氏の紹介を契機に、YouTube等を通じて海外の音楽プロデューサーの間でも「日本の最高峰のボーカル芸術」として広く認知されています。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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