インターネット上の掲示板やSNS、Googleマップのレビューに蓄積された利用者の声を丹念に分析すると、京大病院の評価は「医療技術の卓越性」と「ホスピタリティ・運用面への不満」という極端な二極化を示しています。
否定的な意見の大半を占めるのは、やはり診察や会計までの長時間の待ち時間です。「予約枠の9時に到着したにもかかわらず、名前を呼ばれたのは11時半を過ぎていた」「採血だけで40分並び、診察室前でさらに待たされた」といった投稿は枚挙にいとまがありません。また、電話による外来予約の変更受付が平日の特定時間帯に限定されていることに対し、「回線がずっと通話中で繋がらない」という切実な指摘も散見されます。
その一方で、治療結果に対する満足度や医師・医療スタッフへの信頼感を示すレビューは極めて高い熱量を帯びています。「他院で原因不明・治療困難と匙を投げられた疾患に対して、綿密な検査に基づき的確な診断を下してもらえた」「説明が論理的かつ誠実で、難しい手術を無事に乗り越えられた」といった声は、患者の手記やコミュニティ上で数多く共有されています。アメニティや利便性への不満を補って余りある医療の質が、同院の確固たる支持基盤となっているのです。