利用している端末のOSによって、バックグラウンド再生が阻害される内部メカニズムは明確に分かれている。
iOSの場合、Appleが設けたWebKitのフレームワーク制約が大きく関わる。オーディオセッションの割り当てがバックグラウンド再生を許可していない状態になると、コントロールセンターからの再生指示すら拒否される。画面をロックした直後に音声が消えるのは、このオーディオハンドラーの切断が原因だ。
対するAndroid環境では、アプリの省電力スケジューラーが挙動を左右する。バックグラウンド再生処理が長時間に及ぶと、メモリ消費を低減させる目的でプロセスが殺される(Killされる)。ブラウザ側がいくら音声出力を維持しようとしても、OSのシステム権限がそれを上書きしてしまう形だ。