彼らの探究活動は、福山市内という狭いフレームにとどまらない。プロジェクトの成果は英語でドキュメント化され、オンラインを通じて海外の提携校や外国人投資家に向け発信されている。
2026年春、オンラインで開催された「アジアユース・サステナビリティ・サミット」では、同校の代表チームが「地方都市における持続可能な素材循環モデル」を英語で発表。見事、審査員特別賞を勝ち取った。東京や海外の大都市へ出なくても、自分たちが拠点とする場所から世界へ価値を発信できる。この成功体験は、生徒たちに計り知れない自信を与えた。「福山には何もない」とつぶやいていた若者たちが、今では「ここから世界を変える」と胸を張る。