青井氏を語る上で欠かせない要素のひとつが、大手流通企業である丸井グループの創業家出身という華やかなルーツだ。恵まれた環境に生まれながらも、親の光に頼ることなく自力でアナウンサーとしてのキャリアを切り拓いてきた経歴は、彼の誠実な人柄を裏付けている。ビジネスの最前線を身近に感じて育ったルーツは、社会の動向や経済ニュースを読み解く際の独自の視座にもつながっていると言えよう。
組織に守られた局アナからフリーアナウンサーへと転身した背景には、単なるタレント化への憧れではなく、ひとりのジャーナリストとして自立したいという強い信念が存在する。企業の血筋というラベルに甘んじることなく、過酷なメディアの競争現場で自らの腕一本で勝負する道を選んだことは、キャリアにおける大きな転換点となった。