ビジネスパーソンを悩ませる典型的なパターンが、「先約のB社とのミーティングがある日に、超大型顧客であるA社から急な面談依頼が入った」という局面だ。あるいはプライベートで、先約の友人との食事の日に、憧れの人からパーティに誘われたケースも同様だろう。ここで目先の利益や感情に流されて先約を反故にすると、長期的には壊滅的な不利益を被ることになる。
第一線で活躍するプロフェッショナルは、例外なく「先約優先」の原則を徹底している。後から来た魅力的なオファーに対しては、無理に先約をキャンセルするのではなく、「あいにくその日は外せない先約がございまして、別の日程でご調整いただくことは可能でしょうか」と毅然かつ丁寧に対処する。このブレない姿勢こそが、結果として「この人は約束を絶対に守る人物だ」という絶大な信用を生むのだ。