面白いことに、強く嫌われるキャストほど、実は熱狂的なリピーターを抱えているケースが多い。個性が強いからこそ、ある人にとっては「信頼できるアドバイザー」であり、別の人にとっては「耳障りな存在」になる。無難で特徴のないキャストは嫌われないが、同時に商品も売れない。
テレビショッピングというビジネスモデルにおいて、キャストは単なる進行役ではなく、ブランドそのものだ。彼らのキャラクターに惚れ込んで何十万円も買い物をする顧客がいる一方で、その強烈な自己主張を受け入れられない層がアンチ化する。これは、人気タレントやインフルエンサーが抱える宿命と全く同じ構造と言える。