実際に破局を選んだ夫婦へのアンケートや相談事例から見えてくる、デキ婚特有の離婚理由は以下の3点に集約されます。
1つ目は「経済的困窮と金銭感覚の不一致」です。貯蓄がゼロの状態で出産費用や育児費用がのしかかり、生活費を巡る口論が日常化します。2つ目は「精神的未熟さと父親・母親としての自覚のズレ」、3つ目は「双方の実家との過度な干渉やトラブル」です。特に若年婚では親の経済援助に頼るケースが多く、義実家との人間関係が破綻の引き金になることも珍しくありません。
さらに深刻なのが、離婚に伴う「親権と養育費の問題」です。デキ婚でスピード離婚に至った場合、母親が親権を持つ割合が9割を超えますが、元夫側の収入基盤が脆弱だと養育費の未払いに陥るリスクが跳ね上がります。感情的な勢いで協議離婚届を提出してしまい、公正証書を作成しなかった結果、シングルマザー側が貧困に追い込まれる事例は依然として深刻な社会課題です。