二人の出会いは、志らくが主宰する劇団の舞台だった。当時、若手女優として活動していた酒井莉加の魅力と才能に志らくが惹かれ、2006年に二人はゴールインを迎える。18歳という歳の差はメディアでも大きく取り上げられた。
歳の差を感じさせないフランクな関係。それが二人の売りだった。酒井は落語家の妻という伝統的な「おかみさん」の枠にとらわれず、志らくの劇団の演出や劇団員としての活動を本格化させていく。志らくもまた、妻の自由な感性を尊重し、従来の落語界にはなかった新しい夫婦のあり方を体現しているように見えた。