購入時に最も失敗しやすい要素がサイズ感の違いです。同じ「Mサイズ」表記であっても、両者の仕上がり寸法はまるで別物と言っても過言ではありません。
本家USAラインのアイテムは、作業着の上から羽織ることを前提とした「ルーズフィット」や「リラックスフィット」が基本設計となっています。肩幅や身幅が極端に広く、アームホールも太く作られているため、日本人が普段の国内規格と同じサイズを選ぶと、2サイズ以上大きく感じられるケースが多発します。本家ラインで程よいオーバーサイズを狙う場合は、普段着用しているサイズから1〜2サイズダウンするのが定番の選び方です。
対してCarhartt WIPは、ヨーロッパ人の体格やグローバルなファッショントレンドを基準にパターンが引かれています。身幅やアームの無駄なもたつきが削ぎ落とされ、着丈とのバランスが整えられているため、いつものジャストサイズまたはワンサイズアップで現代的なストリートシルエットが完成します。すっきりとしたラインで街着として着こなしたい人にとって、WIPのシルエットは非常に扱いやすい仕様となっています。