ジャンジャン横丁の賑わいを抜け、一歩足を踏み入れるとタイムスリップしたかのような感覚に襲われる。現在、新世界エリアで営業を継続している店舗として揺るぎない存在感を放つのがスマートボール ニュースターだ。かつて日本全国の温泉街や繁華街を席巻した店舗が次々と姿を消す中、ここは昭和の面影をそのままに残す貴重な現役店である。
店内には100台以上の盤面が整然と並び、100円玉を投入するとじゃらじゃらとガラス玉が払い出される。大阪観光局のデータや現場の動向を見ても、単なるノスタルジックスポットではなく、若年層や外国人旅行者が引きも切らさない文化拠点として再評価されている。営業時間は平日の午前10時から夜間まで、休日は早朝から長蛇の列ができるほどの混雑ぶりだ。時代の波に飲まれることなく、日々ガラス玉が跳ねる音が響き渡っている。