ネット上の検索窓にビル名を入力すると、サジェスト候補として「解体」「建て替え」といった物々しいワードが頻出します。この現象の背景を探ると、岡崎市中心市街地で急速に進む都市再生事業との兼ね合いが見えてきました。
岡崎市では近年、東岡崎駅周辺のペデストリアンデッキ整備や商業施設の刷新、さらに康生通周辺における歴史的景観ゾーンの再編など、大規模な街づくり施策が連続して推進されています。その過程で「昭和・平成初期から続く中規模オフィスビル群も一斉にスクラップ・アンド・ビルドされるのではないか」という憶測がSNSや地域掲示板に投稿され、それが増幅されたのが噂の発端です。
現場を確認したところ、東海保険ガーデンビルは2026年現在も平常通り営業中であり、解体工事の着工や全面退去を告知する法定掲示物は一切確認されていません。耐震補強や各階の定期メンテナンスを行いながら、ビジネス拠点としての機能を堅実に維持しています。