桐ヶ谷斎場を巡っては、インターネット上で事実と異なる誤解が散見されます。トラブルを防ぐために押さえておくべき代表的な盲点は以下の2点です。
誤解1:都営や品川区営の施設なので、誰でも安く利用できる?
これは最も多い思い込みの一つです。名前に地域名が冠され、古くから地域に根づいているため公営施設と混同されがちですが、前述の通り桐ヶ谷斎場は「民間企業(東京博善)」が運営する営利施設です。そのため品川区民であっても火葬料や式場料の区民割引は一切存在しません。品川区民の場合、区から一定の助成金(葬祭費の支給など)を受ける制度はありますが、施設利用料そのものが減免されるわけではない点に注意してください。
誤解2:遺体を預ければ、いつでも安置施設で自由に面会できる?
病院から直接遺体を搬送して斎場内の安置施設(保冷保管室)に預けるケースが増えていますが、面会条件には厳格な制限があります。桐ヶ谷斎場での安置中の対面は、指定された限られた時間帯のみ可能であり、事前の予約や葬儀社スタッフの立ち会いが必要です。「深夜や早朝に思い立って会いに行く」「親戚一同で長時間棺を囲んで語り合う」といった過ごし方は構造上難しくなっています。もし手厚い付き添いや夜を徹しての対面を望む場合は、斎場直結の保冷庫ではなく、24時間面会可能な専門の民間遺体ホテルや葬儀社の自社安置室を手配する必要があります。