1985年1月6日生まれ、奈良県高取町出身の中林大樹。名前の読み方は「なかばやし だいき」であり、本名も同じ漢字表記です。端正な顔立ちと180cmの長身、落ち着いた低音ボイスを武器に、2007年のテレビドラマ『めぞん一刻』のオーディションで約3,200人の応募者の中から主人公・五代裕作役に抜擢され、鮮烈なデビューを飾りました。
その後も連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』や『梅ちゃん先生』、映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』、そして代表作の一つである刑事ドラマシリーズ『ストロベリーナイト』の大塚真二巡査役など、堅実な演技派バイプレイヤーとしてキャリアを積み上げてきました。現在の所属事務所は、大手芸能プロダクションであるスターダストプロモーションです。公式サイトのタレント名簿にも名前が刻まれ続けており、引退したわけではありません。
しかし、近年の出演ペースは独身時代や結婚当初と比較して著しく絞り込まれています。2020年秋の悲劇以降、中林は「まず何よりも子どもたちの日常を守ること」を行動規範に据えました。民放キー局のキャスティング担当者は当時の状況を次のように証言しています。「中林さんは長期にわたる地方ロケや、拘束時間の長い連続ドラマのレギュラー出演を原則として固辞し、都内近郊でスケジュール調整がつく単発作品やナレーション、配信コンテンツなどを中心に引き受けている。事務所側も彼の家族に対する強い意思を全面的に尊重し、無理のないペース配分を徹底している」という実情があります。