堀江貴文氏の母校である久留米大学附設高校の偏差値は、2026年現在も76前後を誇り、名立たる全国トップクラスの名門私立中高一貫校です。毎年数十名もの東大合格者や国公立大学医学部への進学者を輩出する九州随一の秀才環境に、堀江氏は中学受験を経て上位の成績で合格しました。
ところが高校へ進学すると、学校の敷いた画一的なレールに対して激しい違和感を抱くようになります。管理教育的なスパルタ指導や、教員からの一方的な説教に強い拒絶反応を示し、次第に教室内で孤立していきました。本人の自叙伝『わが闘争』でも、当時の鬱屈とした感情が克明に綴られています。
「授業を聞くのが苦痛で仕方がなかった」と振り返る堀江氏は、学校のカリキュラムを完全に放棄。当時出始めたばかりのパソコン(NECのPC-8801シリーズ)に熱中し、プログラミングや競馬予想ソフトの開発、さらには麻雀や膨大な読書、ヒッチハイクに明け暮れました。結果、成績は急降下し、約200人いる生徒の中で180番台まで転落。教師たちからも半ば見放された状態となり、完全な劣等生のレッテルを貼られることになりました。