免税ショッピングを目的としたインバウンド需要の爆発は、売場構造を劇的に塗り替えた。だが、観光客でごった返すメインフロアの混乱を避けるための「裏動線」が存在する。
上層階に配置された専用免税カウンターは、パスポート読み取りから免税手続き、さらには空港配送の手配までをワンストップで処理する。多言語対応スタッフが常駐し、決済アプリの仕様に応じた最適ルートを即座に提示してくれるため、レジ待ちのストレスは最小限に抑えられている。
日本国内の顧客にとっても、この動線分離は大きな恩恵だ。一般の会計レジが混雑で麻痺することなく、日常的な消耗品やガジェットを素早く購入できる環境が維持されている。グローバルな需要を飲み込みつつ、地域密着の利便性を損なわない売場マネジメントの妙が光る。