ネット上の情報では「入場料が高い」「独自ルールが厳しい」といった噂が飛び交うこともある。実態はどうなのか。現地ゲートで施設利用料(大人1人あたり約500円、駐車場代やシャワー利用料を含む管理協力金形態)を支払い、管理スタッフに話を訊いた。私有地を通って海岸へアクセスする形態をとっているため、この料金はシャワーや更衣室、クラゲ防止ネットの点検、そして監視員の常駐コストに充てられているという。
安全管理のための遊泳ルールも明確だ。監視員の目が届くブイの内側での遊泳が義務付けられており、ライフジャケットの着用が強く推奨されている。一見すると厳格に思えるかもしれない。だが、これは急に水深が深くなる大泊特有のドロップオフ地形で、水難事故を未然に防ぎ命を守るための誠実な運用なのだ。水深数メートルの海底まで見通せる圧倒的な透明度は、こうした徹底した安全管理と清掃活動の賜物である。