4階に位置する「紀伊國屋ホール」は、演劇界や言論界に多大な影響を与え続けてきた伝説的な劇場である。演劇と書籍が同じ建物の中で響き合うスタイルは、昭和の演劇運動を支えただけでなく、現代においても新しい才能を送り出す文化の実験場として機能している。
さらに、全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「本屋大賞」に関連する特設コーナーやトークイベントも精力的に展開されている。過渡期を迎えている出版業界において、読者と作品をダイレクトにつなぐハブとしての役割は極めて大きい。紙の書籍が持つ圧倒的な存在感を伝える現場として、日々新たなムーブメントがここから生まれている。