ゴールデンカムイ相関図と陣営徹底解剖!裏切りの真相と結末まとめ

ゴールデンカムイ相関図と陣営徹底解剖!裏切りの真相と結末まとめ

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物語の前半から中盤にかけてのクライマックスとなったのが「網走監獄襲撃作戦」です。全24枚の刺青人皮を集めずとも、刺青を彫った張本人である「のっぺら坊」本人を奪取すれば暗号の真相に辿り着けると考えた各陣営は、堅牢無比な監獄への潜入を企てました。

ここで読者に衝撃を与えたのが、これまで頼もしい仲間として行動を共にしていたキロランケの正体と過去の真相です。

キロランケの本名は「ユルバルス」。若き日にはロシア皇帝アレクサンドル2世暗殺に関与した極東ロシアのパルチザン(革命活動家)でした。アシリパの父であるウイルク(オリャーナ)、そしてパルチザンのリーダーであるソフィア・ゴールデンハンドとは、帝政ロシア打倒と少数民族独立を夢見たかつての同志だったのです。

しかし、日本へ渡ったウイルクはアイヌの女性と結ばれ、アシリパという娘を授かる中で「極東民族の連帯」から「アイヌ民族自活のための自立」へと思想を変化させました。これを「革命への裏切り」と見なしたキロランケは、網走監獄の混乱に乗じて以下の冷酷な決断を下します。

  • ウイルクの射殺指示:鶴見中尉に追い詰められ真実を杉元に明かそうとしたウイルクを、尾形百之助の狙撃によって秘密ごと葬り去る。
  • 杉元の狙撃:秘密を耳にした可能性のある杉元の頭部を尾形に撃ち抜かせ、現場に致命傷で放置。
  • アシリパの連れ去り:ウイルクが娘に遺したはずの「暗号解読の鍵」を思い出させるため、偽りの口実でアシリパを樺太、さらにはロシア領へと連れ出す。

この事件を契機に物語は樺太編へと突入し、奇跡的に一命を取り留めた杉元は、第七師団の月島・鯉登・谷垣らと「先遣隊」を結成。かつて敵対していた第七師団と一時的に手を組み、アシリパ奪還の旅へ向かうという劇的な相関図の再構築が行われました。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。