1994年、ロックバンドTOKIOのボーカリストとして15歳でCDデビューを果たした長瀬智也。高身長で圧倒的な小顔、どこか鋭くも憂いを帯びた瞳は、登場と同時に「国宝級ビジュアル」と称され、お茶の間の視線を一瞬で釘付けにした。モデル顔負けのスタイルでステージに立ち、パワフルなボーカルを響かせる姿は、当時のアイドルシーンにおける異色の存在だった。
10代後半から20代前半にかけての彼は、少年特有の繊細さと、どこか危険な香りを漂わせる大人の色気が同居していた。過飾な演出を必要とせず、Tシャツ一枚にジーンズというシンプルな装いだけで絵になる存在感は、まさに平成のエンタメ界が生んだ奇跡と言っていい。