2026年現在、90代となった東海林のり子。気になる健康状態と日常について関係筋を追跡すると、年齢相応の穏やかな生活を送りつつも、その知性と洞察力は驚くほど明晰に保たれている実態が浮かび上がってくる。
近しい関係者が明かすところによれば、現在も毎日のニュースチェックを欠かさず、社会の出来事に対して鋭い所感を口にしているという。「現場に立つことはなくなっても、世の中で何が起きているのか、人が何を悲しんでいるのかを知りたいという気持ちは消えない」――漏れ聞こえてくるその肉声には、老境にあっても衰えない取材者としての純粋な闘志が宿る。過剰な医療や無理な露出を避け、自然体で自らの時間を慈しむ彼女の佇まいは、人生の円熟期を迎えたジャーナリストのひとつの理想像を示している。