騒動が拡大した足取りを振り返ると、拡散の主戦場となったのはX(旧Twitter)とYouTubeだった。深夜帯に投稿されたセンセーショナルな見出しのアカウントが、瞬く間にインプレッションを獲得。考察系と呼ばれる動画投稿者たちがこぞって「緊急解説」と題したコンテンツをアップロードしたことで、アルゴリズムに乗った情報が一気に一般層へまで届くこととなった。
さらに、大手週刊誌である週刊文春などの動向に注目が集まったことも騒動を複雑化した。一部のまとめサイトが過去の報道を引用しながらあたかも新事実が発覚したかのように再構成した結果、SNS上のユーザーはどれが一次情報でどれが二次的な推測なのかを見失う状況に陥ってしまったのである。