大手回転寿司チェーン「スシロー」などで不動の人気を誇るサーモン軍艦や炙り創作寿司。あのクセになる味わいを自宅のキッチンで再現するには、2つの決定的な工程が存在します。
第1のポイントは、サーモンとびっこマヨネーズ和えを作る前の「徹底的な脱水処理」です。刺身用サーモン(アトランティックサーモンやトラウトサーモン)を細かく刻む前に、キッチンペーパーで包んで表面のドリップを完全に拭き取ります。水分が残っているとマヨネーズのエマルション(乳化状態)が壊れ、時間が経つにつれて水っぽくべたついた口当たりになってしまいます。
第2のポイントは、炙りサーモンとびこマヨに仕上げる際の温度管理です。マヨネーズは加熱によって約100℃を超えると油分が分離し始め、独特の香ばしい焦げ目が生まれます。調理用バーナーを使用し、軍艦や切り身の上にとびこマヨを乗せてから強火で3〜5秒間だけ一気に表面を炙ることで、中はレアでとろける食感、外側は香ばしいメイラード反応の旨味を閉じ込めることができます。