年収500万円の手取りはいくら?独身・既婚別のリアル月収と生活費に関するポイントを分かりやすくまとめました。詳細な解説をご覧ください。
年収500万円の給与所得者が手にする実際の手取り年収は、およそ390万〜425万円前後(額面の約78%〜85%)に収まります。この手取り額の幅を生み出す最大の要因は、所得税や住民税の計算時に適用される各種「所得控除」の有無です。
額面500万円から差し引かれる金額の内訳を見ると、もっとも大きな割合を占めるのが社会保険料控除額(健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、40歳以上は介護保険料)であり、年間でおよそ72万〜76万円に達します。これに加えて所得税が約13万〜17万円、住民税が約23万〜25万円引かれる構造です。
家族構成・属性年間手取り額(目安)天引き総額(税金・保険料)編集部の見解・家計評価独身(単身者・扶養なし)約392万円〜398万円約102万〜108万円控除が基礎控除中心のため税負担は重めだが、自由裁量所得は極めて高い。既婚(配偶者扶養・子なし)約405万円〜412万円約88万〜95万円配偶者控除(38万円)等により所得税・住民税が軽減され、手取りが約10万円増加。既婚(配偶者扶養+子ども1人高校生)約415万円〜422万円約78万〜85万円16歳以上の扶養控除が加わるため手取りは増えるが、教育費負担が家計を圧迫しやすい。共働き世帯(夫婦合算で世帯年収1000万)約790万円〜805万円(世帯合計)約195万〜210万円(合計)単独1000万(手取り約720万円)より累進課税を分散でき、世帯手取りが70万円以上多くなる。
独身者の場合、適用できる控除が主に基礎控除と社会保険料控除に限られるため、天引き額は100万円の大台を超えます。一方、専業主婦(夫)を養う既婚世帯では配偶者控除の恩恵により手取りが約10万〜15万円多くなります。額面が全く同じ500万円であっても、扶養状況によって可処分所得に確実な差が生まれます。