Q1:モハメド・アリの正式な病名と最期の死因は何ですか?
A1:モハメド・アリが30年以上闘った病気はパーキンソン病(外傷性パーキンソニズム)です。そして、2016年6月3日に迎えた最期の直接的な死因は、呼吸器感染症の重症化に伴う敗血症性ショックと公式に発表されています。
Q2:アトランタ五輪で手が激しく震えていたのはなぜですか?
A2:パーキンソン病の代表的な主症状である「振戦(しんせん)」によるものです。安静時や緊張時に手足が細かく、あるいは大きく震える不随意運動であり、アリは激しい震えを自らの意志で懸命に制御しながら聖火台に点火しました。
Q3:ボクシングのダメージがパーキンソン病の直接原因なのですか?
A3:医学的な見解として、頭部への反復的な打撃によるパンチドランカー(慢性外傷性脳症:CTE)が発症リスクを極めて高め、パーキンソン症状を引き起こす要因(外傷性パーキンソニズム)になったと考えられています。単一の要因ではなく、激戦による脳へのダメージが病気の進行を決定的に早めたと結論づけられています。
Q4:アントニオ猪木戦でのキックの後遺症が原因というのは事実ですか?
A4:事実ではありません。1976年の猪木戦で左脚に重度の血栓症を負ったことは事実ですが、下肢の血栓が脳のパーキンソン病を引き起こす医学的関連性はありません。ネット上で広まった都市伝説的な俗説です。