大阪と鹿児島を直接結ぶ唯一のカーフェリーが、株式会社商船三井さんふらわあが運航する「大阪南港志布志航路」です。就航船である「さんふらわあ さつま」「さんふらわあ きりしま」は、プライベート空間を重視した大型フェリーとして高い評価を得ています。
まず押さえておきたいのが、フェリーの運賃体系の基本ルールです。車を運ぶ際に支払う自動車航送運賃には、基本的に運転手運賃込み(最廉価客室であるツーリストまたはプライベートベッド等の大人1名分ベッドスペース)となっています。「車の航送代+人間の乗船代」が二重にかかるわけではない点が、初心者が最初につまずきやすい誤解です。
運賃は季節波動(閑散期のA期間から最繁忙期のE期間)や燃料油価格変動調整金(燃油サーチャージ)によって変動しますが、標準的な通常期間の目安は以下の通りです。
日常の足として定着している軽自動車フェリー料金(全長4m未満)は、片道あたり概ね3万8,000円〜4万3,000円前後に設定されています。一方、一般的なセダンやSUV、ミニバンが該当する普通車航送運賃(全長4m以上5m未満)は、片道約4万5,000円〜5万2,000円前後が標準ゾーンです。車長が1m増すごとに運賃がステップアップする設計になっています。
家族や友人と移動する場合は、同乗者のコストを計算に入れる必要があります。同乗者旅客運賃は大人1名あたり片道約1万2,000円〜1万6,000円(スタンダード利用時)が別途加算されます。また、大部屋やカプセルタイプではなく、ホテルのようなプライベート空間を確保したい場合のフェリー個室料金(スーペリアやデラックス、スイートなど)は、部屋ごとのチャージまたは等級差額(片道1室あたり1万円台〜3万円以上)を支払うことでアップグレードが可能です。