Q1:アラル海は昔、どのくらいの大きさだったのですか?
A1:1960年以前のアラル海は面積約6万8,000平方キロメートルで、当時の世界第4位の内陸湖でした。これは日本の東北地方全体の面積(約6万7,000平方キロメートル)に匹敵し、琵琶湖の約100倍の規模でした。湖上には島々が点在し、大型のトロール船が何百隻も行き交う雄大な「海」そのものでした。
Q2:北アラル海で獲れる魚は、今でも安全に食べられるのですか?
A2:カザフスタン側の北アラル海で水揚げされているパイクパーチやコイなどの魚は、現在安全に食用として流通しています。河川水の継続的な流入によって塩分濃度が大幅に低下し水質が改善されたためで、地元の食卓を支えるだけでなく、衛生管理基準をクリアしてロシアやEU加盟国へ高値で輸出されています。ただし、水域が狭まった南アラル海側の魚類はほぼ全滅状態のままです。
Q3:砂漠に船が放置されている「船の墓場」は日本から見に行けますか?
A3:訪問は十分に可能です。最も一般的なルートは、ウズベキスタンの首都タシュケントから国内線でカラカルパクスタン共和国の首都ヌクスへ飛び、そこから車(タクシーやツアーチャーター)で北へ約3時間走ってムイナク(モイナク)へアクセスする方法です。かつての港の崖下に船が並べられており、見学が可能です。ただし、乾燥と砂塵が激しいため、防塵マスクやゴーグルの持参が強く推奨されます。