大人の歯は何本が正解?親知らずや先天性欠如の真相と一生残す秘訣

大人の歯は何本が正解?親知らずや先天性欠如の真相と一生残す秘訣

大人の歯は何本が正解?親知らずや先天性欠如の真相と一生残す秘訣の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

日本人の口内データを見ると、年齢を重ねるにつれて残存歯数が徐々に減少していく実態が浮き彫りになっています。厚生労働省の歯科疾患実態調査などを参照すると、年代ごとの大人の平均歯数は以下のような推移をたどります。

・20代〜40代:平均約27〜28本(ほぼすべての歯を維持)
・50代:平均約24〜25本(奥歯を中心に数本失い始める)
・60代:平均約20〜21本(食事の噛み応えに変化が出やすい境界線)
・70代:平均約16〜18本(入れ歯やインプラントの利用が急増)
・80代:平均約13〜15本(残存歯数に大きな個人差が発生)

注目すべきは、大人が歯を失う最大の理由です。子どもの頃は虫歯が主な脅威ですが、40代以降における歯周病での抜歯原因は全体の約37%を占め、虫歯(約29%)や破折(約18%)を抑えて堂々の第1位となっています。

歯周病は「沈黙の病気」と呼ばれ、自覚症状がほとんどないまま歯を支える歯槽骨を溶かしていきます。歯茎の腫れや出血に気づいたときには手遅れになり、健康な歯ごと抜け落ちてしまうリスクがあるため、定期的なプラークコントロールが欠かせません。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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