国際機関や各種イベントで発表される「国の数」を比較すると、明らかなズレが生じています。代表的な数字を並べると以下の通りです。
・外務省(日本の公式見解):196か国
・国際連合(国連加盟国数):193か国
・国際オリンピック委員会(IOC):206の国・地域
・国際サッカー連盟(FIFA):211の協会(国・地域)
なぜここまで数字が分かれるのでしょうか。その決定的な理由は、「主権国家としての独立性」を重視する政治的基準と、「地域や自治の単位」を柔軟に認める実務的・スポーツ的基準の間に大きな隔たりがあるからです。政治の世界では1つの拒否権や承認の有無が国家の存在を左右しますが、スポーツの祭典では一定の自治権を持つ地域にも門戸を開いているため、参加枠の数が大きく膨らみます。