実はカバー曲?映画『ボディガード』主題歌の誕生秘話と感動の歌詞和訳

実はカバー曲?映画『ボディガード』主題歌の誕生秘話と感動の歌詞和訳

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映画『ボディガード』の主題歌として地球規模の大ヒットを記録した『オールウェイズ・ラヴ・ユー』ですが、この楽曲はホイットニー・ヒューストンの書き下ろしではありません。原曲は、米国のカントリー界の至宝ドリー・パートン(Dolly Parton)が1974年に作詞・作曲しリリースしたナンバーです。

ドリー・パートンがこの曲を書いた背景には、長年デュエットパートナーであり恩師でもあったポーター・ワゴナーのもとから独立するという、キャリアの重大な転換点がありました。愛憎や敵対ではなく、「あなたを尊敬し愛し続けるけれど、私は自らの道へ進まなければならない」という感謝と自立の決意を込めて作られた経緯があります。

映画『ボディガード』の制作当初、主題歌には別の楽曲(ジミー・ラフィンの『What Becomes of the Brokenhearted』)が予定されていました。しかし、同曲が同時期公開の映画『フライド・グリーン・トマト』で使用されたことから、急遽新たな楽曲の選定が必要となったのです。

そこでドリー・パートンの名曲を発掘し、ホイットニーに歌わせることを提案したのが、主演を務めたケビン・コスナーでした。当初、音楽プロデューサーのデイヴィッド・フォスター陣営はカントリーソングのソウル・アレンジに懐疑的でしたが、コスナーの「最初の40秒間を伴奏なしのアカペラで歌わせる」という直観的なアイディアが、音楽史に残る奇跡のテイクを生み出す決定打となりました。

森 瞳
著者

森 瞳

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