保護者が陥りがちな最大の誤解は、「子どもの足はすぐ大きくなるから、ワンサイズ上(+1.0cm〜1.5cm)を買っておこう」という判断です。普段のスニーカーであれば許容されるケースもありますが、水辺の履物においてマリンシューズの子供用サイズ感を大きめにしてしまう行為は、重大なリスクを伴います。
水に入ると生地と皮膚の間の摩擦抵抗が減少し、サイズにゆとりがあると水圧によって簡単に脱落します。さらに、シューズ内部に水が大量に溜まり込んで足元が重くなり、子どもの歩行能力を著しく低下させます。シューズ内部で足が前後に滑ることで、激しい靴擦れを引き起こす原因にもなります。
原則として、マリンシューズは「実寸通りのジャストサイズ」を選ぶのが鉄則です。甲高・幅広の足型でどうしてもサイズ選びに不安がある場合は、厚手のマリンソックスを併用して隙間を埋めるか、ベルトで締め付け調整ができるアジャスター付きモデルを選択することが推奨されます。