箕面西公園最大のストロングポイントは、公園のすぐ脇を流れる箕面川に直接下りられる親水空間の存在です。園内から続く緩やかな石の大階段を下りると、そこには穏やかなせせらぎが広がっています。
箕面川の川遊びスポットとしての評価は非常に高く、水深は子どもの足首からすね程度までの浅瀬が中心となっており、未就学児の水遊びデビューにも選ばれています。清流域ならではの透き通った水の中には、小魚(カワムツやアブラハヤなど)やサワガニが生息しており、網と虫かごを手にした子どもたちの歓声が絶えません。
さらに初夏を迎えると、この清流は幻想的な光景を見せてくれます。毎年5月下旬から6月中旬にかけては箕面西公園のホタル出現時期となり、水辺周辺で淡い光を放つゲンジボタルの姿が観測されます。住宅街の近傍でありながらホタルが自生する生態系が保たれている点は、地域による徹底した環境保護の賜物といえます。
ただし、自然の河川である以上、安全管理には細心の注意が必要です。川底の石には苔が付着して滑りやすくなっているため、ビーチサンダルではなく脱げにくいウォーターシューズやかかと付きサンダルの着用が推奨されます。また、上流の箕面山間部で急な降雨があった場合、急激に水位が上昇するリスクがあるため、天候の急変時は速やかに川から上がる判断が求められます。