高価な飼育用具を揃えなくても、ダイソーやセリアなどの100円ショップで手に入るアイテムを活用すれば、プロ顔負けのバッタ飼育セットを百均で構築できます。重視すべきは「通気性」「足場」「餌の鮮度保持」の3点です。
理想的なバッタ飼育ケースのレイアウトは以下の手順で組み立てます。
- 床材の選択:底面には新聞紙やキッチンペーパーを敷きます。土を敷くとフンの清掃が困難になり湿気がこもりやすいため、紙を2〜3日おきに交換する方式が衛生的です。
- 立体的な足場作り:園芸用の鉢底ネットや割り箸、枯れ枝をケース内に立てかけます。バッタはツルツルしたプラスチック壁面を登るのが苦手なため、しっかり爪を引っ掛けられる足場を天井まで繋げることが不可欠です。
- 餌の鮮度を保つ水挿し:小さなガラス瓶やペットボトルのキャップに水を含ませた脱脂綿を詰め、そこにイネ科の野草を挿します。水が露出した瓶を使うとバッタが水没死するため、隙間をアルミホイルや脱脂綿で完全に塞ぐ工夫が必須です。
給水方法に関しても注意が必要です。直接生体に水を吹きかけるのではなく、バッタの水やりと霧吹きは「ケースの側面壁に1日1回、微細な水滴をつける程度」にとどめるか、水を含ませた脱脂綿を小皿に載せて置くだけで十分です。壁面の微小な水滴を自ら舐めて水分を補給します。