2014年4月16日、Rev. from DVLはシングル『LOVE-arigatou-』で満を持してメジャーデビューを果たしました。もちろん、センター曲を務めたのは橋本環奈でした。同曲はオリコンデイリーランキングで初登場6位を記録するなど華々しい船出を飾りましたが、その裏では急速な知名度の上昇に伴うグループ内の構造的な歪みが生じ始めていました。
メディアからのオファーは圧倒的に「橋本環奈個人」に集中しました。大手企業のCM出演、全国ネットのバラエティ番組、そして2016年には映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』での初単独主演と、彼女のスケジュールは福岡と東京を往復する過密極まるものとなっていったのです。他のメンバーが福岡でレッスンや通常公演を行う中、橋本環奈だけが単独で全国プロモーションをこなすという二重構造が常態化しました。
そして2017年3月31日、Rev. from DVLは公式サイトを通じて解散を発表しました。発表された公式コメントによると、解散理由および卒業理由は「メンバーそれぞれの進路の選択」でした。高校卒業を迎えるメンバーが複数おり、大学進学、就職、あるいは芸能界での新たなステップなど、それぞれの将来を真剣に見据えた結果、グループとしての活動に区切りをつける決断が下されたのです。
一部のメディアでは「個人格差による空中分解」といったセンセーショナルな見出しも躍りましたが、実際にはレーベル契約の満了期とメンバーの人生の節目が重なったことによる、極めて現実的で前向きな選択であったことが関係者の証言からも明らかになっています。