細木数子がテレビから消えた本当の理由|降板・晩年・後継者の真相

細木数子がテレビから消えた本当の理由|降板・晩年・後継者の真相

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希代の占い師が亡くなった際、世間が最も注視したのが細木数子の遺産相続と事業の行方でした。数十億円とも囁かれた巨額資産、膨大な印税収入を生み出す著作権、そして関連企業「オフィスズバリ」の経営権を巡り、親族間の骨肉の争いが起きるのではないかと噂されたのです。

しかし、現実に起きたのは極めて周到で計画的な事業承継でした。細木氏は自らの衰えを自覚し始めた2010年代初頭から、姪である細木かおり氏を事実上の後継者として手元に置き、占術の手ほどきを行っていました。そして2014年、かおり氏と正式に養子縁組を結び、法的な親子関係を構築します。

2016年には六星占術 継承を公に宣言し、鑑定会や講演会、毎年のベストセラーである運気本の執筆活動を徐々に委譲。生前のうちに株式や不動産、商標権の整理を済ませていたため、逝去時にメディアが期待したような遺産争奪戦は一切発生しませんでした。

現在、細木数子 現在の看板を背負って活動する細木かおり 後継者は、先代の鋭く威圧的なキャラクターとは一線を画し、現代的な優しい語り口と親しみやすい家庭的なアプローチを取り入れています。YouTubeやInstagramなどのSNSを駆使し、Z世代や働く母親層に向けた新しい六星占術のファン層を開拓。伝統を守りつつも時代に合わせた脱皮を図る姿勢は、同族ビジネスの承継モデルとしても高く評価されています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。