「家庭ゴミとして解体するのはどうしても精神的なハードルが高い」「自分の手で顔写真を刻むことに強い抵抗がある」という方にとって、唯一にして最大の救済策となるのが神社や寺院による「お焚き上げ供養」です。
古来、日本では魂が宿るとされた人形や写真、愛用品などを火で焚き上げることで、感謝とともに天に還す儀式が執り行われてきました。近年ではアルバム供養の需要が急増しており、全国の主要寺院や専門事業者(「みんなのお焚き上げ」や「お焚き上げドットコム」等)が、ダンボールに詰めて送るだけの郵送受付パックを広く展開しています。
費用の目安は、アルバム1冊あたり2,000円〜3,000円程度、他の思い出の品と一緒に箱詰めするパックなら5,000円〜10,000円前後です。寺院や神職の手によって正式な読経・お祓いが施され、プライバシーに配慮された専用焼却炉で灰に帰されます。供養完了後には「供養証明書」が自宅やメールに送付されるため、心理的な区切り(クロージャー)を美しくつけるための投資として極めて合理的です。