Q1:市販の風邪薬や頭痛薬の効き目を弱めたい時、半分に割って飲んでも大丈夫ですか?
A1:原則としておすすめできません。一般用医薬品(市販薬)の多くは、1錠あたりに含まれる成分量と溶け出す速度が計算され尽くして作られています。特に市販の総合感冒薬には複数の成分が複雑にブレンドされているため、割ることで成分バランスが崩れ、期待する鎮痛・解熱効果が得られないばかりか、胃腸障害を引き起こす恐れがあります。効き目を調整したい場合は、小児用や用量設定が細かく分かれている製品を改めて選び直してください。
Q2:錠剤を包丁で切ったら粉々になってしまいました。粉ごと飲んでも効果は同じですか?
A2:決してそのまま飲んではいけません。粉々になったことで表面積が爆発的に広がり、体内へ急激に吸収されて予期せぬ副作用を招くリスクが跳ね上がります。また、粉末が気道に入り込んで誤嚥性肺炎を引き起こしたり、強烈な苦味で吐き気を催すこともあります。失敗して粉砕してしまった分は廃棄し、次回分からピルカッター等を使用するか、かかりつけ薬局に分割を依頼してください。
Q3:割線がある薬なら、どんな道具を使って半分に割っても問題ありませんか?
A3:道具の選び方には注意が必要です。不衛生なハサミや錆びたカッターを使用すると、断面に雑菌や異物が付着し、薬の品質を劣化させます。割線がある薬であっても、指の腹を使って清潔なペーパー越しにパキッと折るか、消毒された専用ピルカッターを使ってください。爪を強く立てて割ると錠剤が欠けて用量が狂うため避けましょう。