経営者視点では理にかなった不定休ですが、顧客サイドの受け止め方は必ずしも好意的なものばかりではありません。SNSや口コミサイトにおける不定休に対するネットの反応と評判をリサーチすると、利用者の率直な不満と賛同の声が二極化しています。
否定的な意見として圧倒的に多いのが、「わざわざ電車に乗って訪れたのに閉まっていた」「Googleマップで『営業中』になっていたから信じたのに裏切られた」という声です。Yahoo!知恵袋やX(旧Twitter)上でも、「遠方から足を運ぶ身としては、いつ休むかわからないギャンブル営業は困る」「せめて定休日を固定してほしい」という書き込みが後を絶ちません。利用客側は「営業しているのが当たり前」という無意識の前提を持っているため、休業看板を見た瞬間の失望感が強いクレームへと転化しやすい傾向があります。
一方で、近年のカルチャー系飲食店やZ世代を中心とする利用者の間では、肯定的な受け止め方も広がっています。「ワンオペの店主が過労で倒れるくらいなら無理せず休んでほしい」「インスタで今月の営業カレンダーを確認してから行くのが通の楽しみ方」といった、持続可能な店舗運営に理解を示すファン層の支持です。不定休をめぐる評価のギャップは、「事前の情報伝達がスムーズに行われているかどうか」に完全に依存しています。