境内に足を踏み入れる前に、まず神社とお寺の外観上の違いを把握しておくと迷いません。最もわかりやすい目印が入口の建築構造です。
神社には神域と現世を分ける結界として「鳥居」が立ち、境内には神様の使いである「狛犬」が配置され、神職(宮司や神主)や巫女が奉仕しています。対してお寺の入口には「山門」が構えられ、左右に仁王像などが安置されることが多く、境内にはお墓や釣鐘堂(鐘楼)があり、僧侶が修行や供養を行っています。
参拝作法における最大のポイントは、「音を立てて手を叩くかどうか」です。
- 神社の参拝作法:鳥居前で一礼 ➜ 手水舎で心身を清める ➜ 賽銭を入れて鈴を鳴らす ➜ 「二礼二拍手一礼」(2回深くお辞儀、2回拍手、手を合わせて祈願、最後にもう一度お辞儀)
- お寺の参拝作法:山門前で一礼 ➜ 手水舎で清める ➜ 常香炉があれば煙で清める ➜ 賽銭を入れて静かに一礼 ➜ 「合掌一礼」(胸の前で静かに両手を合わせ、拍手は絶対に打たない)
お寺でパンパンと柏手を打ってしまうのは典型的な誤りです。「神社は拍手、お寺は静かに合掌」と覚えておけば間違いありません。