本作のやりこみ要素において最大の障壁として君臨するのが、終盤の隠し貿易先である「氷の国」と「熱帯の国」の解放です。プレイヤーコミュニティで「鬼畜仕様」と語り継がれるこの2国は、要求される出荷品目の桁が従来のシリーズの常識を遥かに逸脱しています。
まず、牧場物語つながる新天地 氷の国 解放条件の中核となるのは、合計出荷額300万G以上という大前提に加え、多岐にわたる工作物の大量納品です。具体的には以下の品目を貿易先へ出荷する必要があります。
- フェンス類:100個
- 柵・塀類:100個
- 道類:100個
- 敷物・装飾品類:100個
- 橋・池類:100個
- 家具類:100個
- 畑類:100個
ここで立ちはだかるのが木材と石材、そして資材加工の手間です。特に「家具」や「装飾品」は高コストな資材を消費しがちなため、最安資材で作れる「木枠」や「円錐のトピアリー」「敷石」などを徹底的に選定し、山小屋の国やサクラの国から資材を買い占めて組み立てるルーティンが欠かせません。
さらにそれを上回る過酷さで知られるのが、牧場物語つながる新天地 熱帯の国 出現条件です。同じく出荷額300万Gを達成した上で、以下の条件を突きつけられます。
- 道具類:15個
- 種類:100個
- 作物類:500個
- 服類:30個
- 工房で作った加工品(製品):3,000個
- 料理類:15,000個
この中で全プレイヤーを絶望させたのが「料理15,000個」という常軌を逸したノルマです。正攻法でフルコースを作っていては途方もない年月を要します。攻略のブレイクスルーとなるのは、資材店で大量購入できる小麦粉を「パン」に加工して出荷する手法や、牧場内で育てたかぶを「かぶサラダ」、川釣りで手に入れた小魚を「焼き魚」に替えて愚直にカウントを稼ぐ短縮ルートです。この徹底したライン工のような作業を組み込めるかどうかが、熱帯の国への航路を開く唯一の分水嶺となります。