看護の倫理原則とは?4つの原則と臨床の葛藤を解く実践ガイド

看護の倫理原則とは?4つの原則と臨床の葛藤を解く実践ガイド

看護の倫理原則とは?4つの原則と臨床の葛藤を解く実践ガイドについて見逃せない 事実を分かりやすく解説いたします。

看護師が倫理的な行動規範を見失わないための公式な道標として、国内外で制定されている倫理綱領が存在します。国内の指針である日本看護協会「看護者の倫理綱領」は、人々の生命と権利を尊重し、質の高い看護を提供するための責務を16条の条文で示しています。

この綱領では、患者の意思決定支援、守秘義務の遵守、安全管理、多職種連携に加え、看護師自身の専門能力の向上や健康維持、より良い職場環境づくりへの参画までが明記されています。単に「患者への優しさ」を説くのではなく、専門職業人としての責任ある行動基準を体系化したものです。

一方、国際的な視野に立つICN(国際看護師協会)看護師の倫理綱領では、「看護師と人々」「看護師と実践」「看護師と専門職」「看護師と地球規模の健康」という4つの主要要素を軸に構成されています。地球規模の環境課題や人権保障へのコミットメントを含め、国際水準の倫理規範を提示しています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。