東京には現在、豊洲の「プラネッツ」と麻布台ヒルズの「ボーダレス」という2大チームラボ拠点が共存しています。どちらを訪れるべきか迷う旅行者も多いですが、両者のコンセプトと体験性は明確に差別化されています。
新豊洲に位置するプラネッツの最大の特徴は「身体ごと作品に没入するフィジカル体験」にあります。順路に沿って進む「水に入るミュージアム」と「花と一体化する庭園」で構成され、水温や足裏の感触、漂う蘭の芳香など、五感を直接刺激されるダイナミックな演出が持ち味です。所要時間は約1.5時間〜2時間程度と計算しやすく、明確なルート設計により見落としなく鑑賞できるメリットがあります。
対する麻布台ヒルズのボーダレスは「境界のないアートが自ら動き、混ざり合う地図のないミュージアム」です。館内に決まった順路はなく、来館者が自らの足で迷路のような空間を探索します。水に入る演出はなく靴を履いたまま鑑賞するスタイルで、滞在時間は2.5時間〜3時間以上とじっくり時間をかけて世界観に浸る構造になっています。「水に入って直感的な非日常を全身で味わいたい」「所要時間をある程度予測して観光ルートを組みたい」という方には、豊洲のプラネッツが最適な選択肢となります。