藤原の多彩な才能を決定づけたのが、2017年に発表された長編ミステリー小説『遺産ゲーム』(KADOKAWA)です。芸人が書く小説という色眼鏡を完全に払拭する緻密なプロット構成と、人間の心理をリアルにえぐる筆致は文壇やミステリー愛好家の間でも高い評価を獲得しました。
笑いの現場で磨き上げられた「伏線回収の妙」と「人間の観察眼」が小説というフォーマットで見事に結実しており、単なるタレント本とは一線を画す本格派の評価を得ています。現在もエッセイやコラムの執筆依頼が絶えず、クリエイターとしての幅を広げ続けています。