三菱創業者・岩崎家の末裔は今どこに?華麗なる家系図と資産の真相

三菱創業者・岩崎家の末裔は今どこに?華麗なる家系図と資産の真相

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三菱グループの歴史は、土佐藩の地下浪人から身を起こした三菱創業者・岩崎弥太郎が1870年に興した九十九商会から始まりました。海運業で莫大な富を築いた弥太郎の死後、事業は弟の岩崎弥之助(第2代)、弥太郎の長男である岩崎久弥(第3代)、弥之助の長男である岩崎小弥太(第4代)へと継承され、強固な同族経営によって多角化と近代化が進められました。

岩崎家の歴代当主たちは、単なる実業家にとどまらない足跡を残しています。第2代の弥之助は東京・丸の内の近代オフィス街開発を手掛け、国宝「曜変天目」などを収蔵する静嘉堂文庫の礎を築きました。第3代の久弥は農牧業の発展に情熱を注ぎ、現在も名所として知られる旧岩崎邸庭園や小岩井農場の発展に寄与。そして第4代の小弥太は「所期奉公」「処事光明」「立業貿易」の三綱領を確立し、三菱を近代的総合財閥へと完成させました。

しかし、太平洋戦争の終結とともにGHQによる財閥解体が断行され、岩崎家による本社機能の所有・統括体制は幕を下ろすことになります。小弥太は解体の波の中で病に倒れ、ここに「岩崎家が直接経営する三菱」の時代は終焉を迎えました。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。