現在でこそ華々しい活躍を見せる中村敬斗ですが、そのキャリアは決して順風満帆なエリート街道だけではありませんでした。中村敬斗の年俸推移と経歴まとめを追うと、泥臭く這い上がってきた不屈のメンタリティが見えてきます。
三菱養和SCユースから2018年にガンバ大阪へ入団。飛び級でプロ契約を結び、早くから才能を嘱望されたものの、Jリーグでは定位置を掴みきれず苦難を味わいました。10代で海を渡り、オランダのFCトゥウェンテ、ベルギーのシント=トロイデン、そしてオーストリア2部のFCジュニアーズOÖへ。厳しい環境での武者修行を経験しながらも、彼は自らの課題であったフィジカルコンタクトと守備意識の改革に没頭しました。
LASKリンツでの大ブレイクを経てスタッド・ランスへ移籍した際の移籍金は約1,200万ユーロ。年俸もガンバ大阪時代の数百万円から、オーストリア時代を経て、現在では推定2億円〜3億円規模へと大幅なステップアップを遂げています。挫折を恐れずに欧州のタフな環境で這い上がってきた経験が、大舞台でも動じない鋼のメンタルを作り上げました。