『ざわざわ森のがんこちゃん』は、単なる幼児向け教育番組にとどまらない、非常に奥深い設定を持つ人形劇として知られています。作家・末吉暁子氏らが手掛けた物語の舞台「ざわざわ森」は、実は環境汚染によって人類が滅亡した遠い未来の地球という裏設定が存在します。
生き残った恐竜や知能を持った動物たち(『ざわざわ森のがんこちゃん』の登場人物たち)が、自然のルールを守りながら砂漠化の進む世界で懸命に共生しているのです。そうしたシビアな背景があるからこそ、卵から無事に生まれてきた弟・がんぺーちゃんの命の重みや、仲間と助け合って生きる道徳的メッセージが、観る者の心に強く響きます。