悪質な店舗が使う歌舞伎町のぼったくり手口には、巧妙に計算された会計の仕組みが存在します。入店前には「飲み放題1,500円」と説明しておきながら、会計時には基本料金の何倍もの金額へと膨れ上がらせる仕組みです。
最も頻発しているのが、お通し代や席料を巡るトラブルです。メニューの片隅に極小フォントで記載された条件を根拠に、以下のような名目で次々と追加料金を上乗せしてきます。
- お通し代・チャージ料:小鉢1皿で1人1,000円〜2,000円
- 席料・個室利用料:1人あたり1時間につき1,000円前後
- 週末料金・年末年始料金:全体の会計に対して別途10〜20%加算
- 深夜サービス料:22時以降の退店で20〜30%上乗せ
- グラス交換制違反金:飲み干す前に次の注文をしたとして1杯ごとにペナルティ加算
このように、週末料金やサービス料のぼったくりが重なることで、1人3,000円程度で済むはずだった飲み会が、最終的に1人あたり数万円の請求へと化けるのです。店側は「メニューの利用規約に記載してある」と強硬に主張し、支払いを拒む客を複数の屈強な店員で取り囲んで威圧するケースもあります。