原因が明確である場合、ドラッグストアで購入できる市販薬(第2類・第3類医薬品)を適切に活用することで、症状を速やかにコントロールできます。
【胃酸過多・胸焼けが原因の場合】
食後の強い不快感や酸っぱいものが上がってくる感覚があるときは、胃酸の分泌を速やかに抑制するH2ブロッカー薬(ファモチジン配合薬)や、制酸剤・粘膜保護剤が配合された胃腸薬が適しています。
【胃もたれ・消化不良・二日酔いの場合】
食べ過ぎやアルコールによって胃の動きが完全に低下している場合は、消化酵素や健胃生薬、胆汁エキスを配合した総合胃腸薬が有効です。また、二日酔いの水毒(水分代謝異常)や胃腸炎の初期症状には、漢方薬の「五苓散(ごれいさん)」や「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」が優れた効果を発揮します。
【緊張・ストレス・乗り物酔いの場合】
自律神経の興奮や前庭機能の乱れからくる突発的な吐気には、中枢性の嘔吐反射を抑える抗ヒスタミン成分(ジフェンヒドラミンなど)を含有した鎮静・鎮暈薬が役立ちます。