2016年、政治家としてのキャリアが頂点に達しようとしていた時期、いわゆる「二重国籍問題」が噴出する。参議院議員として国政の中枢を担い、旧民進党の代表選に立候補した際、彼女の台湾籍が手続上残っていた可能性が指摘されたのだ。
当初、彼女は台湾籍の離脱手続きは1985年当時に完了していると説明していた。しかし、台湾当局の手続き確認を巡り説明が変遷。最終的に台湾籍の離脱手続きを改めて行い、戸籍写しの一部を公開して陳謝する態勢に追い込まれた。
この二重国籍問題は、国務大臣や公職に就く者の「忠誠心」や「適格性」を巡り、国会でも激しい論争を巻き起こした。参議院での質疑応答でも野党・与党双方から厳しい追及が相次ぎ、法的説明責任のあり方が厳しく問われた一幕である。